社長挨拶

　弊社は"土木系構造物の構築を得意とする専門工事会社"という立ち位置の会社であり、それは"元請け様と職人集団の間に立つ通訳のようなもの"であると私は考えております。
  創業以来半世紀以上の長きにわたりそのスタイルで、多種多様な難しい仕事に取り組んできた結果、弊社の専門工事会社としての価値は幾多の顧客の皆様から認められているものと自負しており、社員全員がその思いを共有し日々仕事にまい進しております。
  そんな中、建設業に対するマイナスのイメージがこの数年で顕著になってきたような気がしています。つい最近では、或る就活雑誌に於いて「底辺の職業」の第一番目として表現されるほどに人気の無い職業にもなっており、この現実はまことに悲しい限りです。
  私どもはこの仕事に対して日々誇りを持って精進し、労働環境の改善にも日夜取り組んでもおりますので、まことに腹立たしい思いも有りますが、それでもこの現実を冷静に受け止めて改善していかなければなりませんし、そうでないと建設業の未来は無いと言っても過言ではないような気がします。それらを念頭に置いて、これからの竹本建設は、若者が誇りを持って働いてもらえるような、より魅力のある職場づくりに力を入れて行きたいと思っております。
  その目的はただ一つ、創業以来からの理念の柱である"社員とその家族の幸せを願う"の達成、継続に他なりません。
  まずは、社員が幸せになること、これが出来て初めてお客様のニーズに答えることが出来るという「良い循環」が生まれるのだと私は考えております。
  その思いを持って我々は「技術の研鑽、生産性向上、作業環境の改善」に努め、皆様 の良きパートナーとして永続する企業に成るよう挑戦を続けてまいりたいと思います。


                                                             株式会社竹本建設　代表取締役社長

                                                                           竹本　裕之