1、勾配のある構造物のコンクリートの打ち方
擁壁などのコンクリート打設で、勾配のある面は垂直の面に比べると出来映えが良くない。
それはブリージングにより砂が浮いたようなざらざらとした面や空気を取り切れずに
気泡跡が出来るからです。
勿論、水セメント比やスランプの配合にも注意が必要ですが一番大切なのは打設方法です。
注意すべきことは、打ち上がり速度と締め固め具合となります。
当社の基本的な打設方法は、
①打ち上がり速度は、1時間当り50cm程
②コンクリートポンプ車1台につき締め固め用バイブレーター3~4台使用
③市販のピカコンを使用する。
④型枠面を木づちで叩く。
⑤ブリージング水の除去
⑥後追いで締め固めする。(スパイラル形状のバイブレーター)
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